結婚式場には、大きく分けて「ホテル」「レストラン」「ゲストハウス」の3種類の会場があり、それぞれ特徴や雰囲気が異なります。
そのうち、今回はゲストハウスで挙式するメリット・デメリットをご紹介します。
「ゲストハウス」の特徴
「ゲストハウス」とは、ヨーロッパ邸宅のような一軒家を貸切する式場のこと。「ハウスウエディング」とも言います。
雰囲気の特徴
ゲストハウスは、海外セレブが住んでいるような美しい外観と広い敷地が特徴です。緑豊かなガーデンやプールがついている会場もあり、映画のワンシーンのようなオシャレな式を挙げることも可能。
1日に挙式するカップルは1~2組のみなので、自分の豪邸にゲストを招いて結婚パーティーを行うイメージです。
予算の特徴
結婚式にかかる平均的な費用は約300万円。ゲストハウスは、プールや広い庭などの凝った空間、一軒家を丸ごと貸切できるので金額も高めになってきます。
70名のゲストを招いた場合の予算は400万円前後。50名の場合でも350万円程度を予算として考えましょう。
ちなみに、ゲストハウスは「ウエディングのためだけの施設」であるため、シーズンプランなどのコストカットは期待できません。
ゲストハウスで挙式するメリット
「自分の豪邸にゲストを招く」をコンセプトとしているゲストハウスは、アットホームな空間で、優雅かつオリジナリティ溢れる結婚式ができる点がメリット。結婚式のための施設なので、設備・敷地・雰囲気なども充実です。
雰囲気が良い
結婚式の専門施設であるゲストハウスには、広い庭にプール、荘厳なエントランスなどがあるので、雰囲気はバッチリ。
映画のワンシーンのようなゲストハウスは、どこを切り取っても絵になります。撮影スポットが多いので素敵な写真がたくさん残せます。
自由度が高い
ゲストハウスは自由度が高い点もメリット。緑豊かなガーデンやプールサイドでデザートバイキングや手作りの持ち込み料理を振る舞ったりと、自分たちがおもてなし、歓迎ができます。
落ち着いて挙式ができる
1日に挙式できる数を限定しているゲストハウスは、落ち着いて挙式ができます。他の新郎新婦とすれ違いが起きないので特別感・貸切感が約束されます。ゲストとの距離も近いので、会話も楽しめます。
ゲストハウスで挙式するデメリット
ゲストハウスは立地が悪いのが最大のデメリット。料理の質もあまり期待できません。
立地が悪い
ゲストハウスは、広い敷地を確保するため郊外に位置する会場が多く、駅からのアクセスがよくありません。雨や寒い時期にはゲストへの負担が増えるので注意。
緑豊かな季節は豪華な庭やプールが映えますが、冬は寒い印象を与えるので不向きです。
再訪問できない
ゲストハウスは結婚式場のための施設。挙式のあとに再訪問しにくい点もデメリットです。ホテルやレストランでは結婚記念日に食事をしに行くことができます。
料理の質に期待できない
料理はあまり期待できません。会場や料理のランクにもよりますが、比較的この意見が多くあります。ゲストが楽しみの一つとしているので、料理を重視したいならレストランにするか、自分たちで持ち込むほうがいいでしょう。
まとめ
ゲストハウスで挙式するメリットは次の通り。
- 雰囲気が良い
- 自由度が高い
- 落ち着いて挙式ができる
反対に、こんなデメリットもあります。
- 立地が悪い
- 再訪問できない
- 料理の質に期待できない
乳児・子ども・お年寄り・車いすの方が多い場合は、アクセスが悪いので配慮する必要があります。また、金額面に不安な方は向きません。