両国といえば「両国国技館」の相撲が有名ですが、近くにある「江戸東京博物館」もデートや観光におすすめです。東京のど真ん中にありながら、展示スペース・ボリュームともに充実した博物館です。
今回は、そんな江戸東京博物館について詳しく解説します。
「江戸東京博物館」とは?
江戸東京博物館は、江戸時代の庶民の生活スタイルを中心に、江戸から現代に至るまでの移り変わりが分かる博物館です。
東京都江戸東京博物館は、江戸東京の歴史と文化をふりかえり、未来の都市と生活を考える場として平成5年(1993年)3月28日に開館しました。
常設展は、徳川家康が江戸に入府してから約400年間を中心に、江戸東京の歴史と文化を実物資料や復元模型等を用いて紹介しています。さらに、1階展示室で開催される年5~6回の特別展に加えて、講座や体験教室など様々な活動を展開しています。
出典:江戸博とは - 江戸東京博物館
敷地の約半分は江戸にまつわる展示になっており、街並みが精巧なジオラマで再現されていたり、等身大の家が展示されています。
来場者は、家族連れからカップル、外国人観光客までさまざま。休憩する椅子も多いので、ゆっくり見られます。
混雑具合
江戸東京博物館は広いので、会場内が混むことはありません。
ただし、チケット売り場は混みます。ゴールデンウィークなどの連休中はチケット購入の混雑が予想されます。30分から1時間ほど待つ可能性があるので、早めの時間帯に購入しましょう。
施設情報
住所 | 東京都墨田区横網1-4-1 |
最寄駅 | 総武線・都営大江戸線「両国駅」 徒歩3分 |
入場料 | 一般:600円 大学・専門学生:480円 中学・高校生:300円 |
開館時間 | 9:30~17:30 土曜 9:30~19:30 |
備考 | 写真撮影可 |
江戸東京博物館の見どころ
江戸東京博物館のデートで盛り上がりそうな見どころは、
- 精巧なジオラマ
- 撮影・体験スポット
- 催し物(イベント)
の3つ。
ちなみに、館内の冷水器は木の香りがするので飲んでみてください。
精巧なジオラマ
江戸の街並みを再現した精巧なジオラマは必見です。
双眼鏡を使って細部まで見られる工夫があり、1人ひとりの顔の表情や家作りを見るのも楽しいです。
映像・音声と共に当時の暮らしぶりを解説してくれるので、江戸の街にタイムスリップしたような体験が味わえます。
ジオラマはひとつだけではなく、10か所以上はありました。1か所のジオラマも大きいので見応え充分でした。
撮影・体験スポット
江戸東京博物館は、撮影・体験スポットが非常に充実しています。
天秤棒を担いでみたり、駕籠に入ってみたり、千両箱を担いでみたり…と体験ができ、それぞれが撮影スポットになっています。カップルでわいわい盛り上がり、思い出に残るデートになりますよ。
催し物(イベント)
土日祝日には特別な寄席などイベントを行っています。
私たちがデートで訪れたときは、落語と曲芸(?)を観ることができました。曲芸は手に汗握るもので、誰もが見入ってしまうものです。落語は子どもにも分かり易く、結構ウケていました。
デートに行ってみた感想
見ごたえがあり、デートでも十分に楽しめました。
ジオラマで双眼鏡を使って、「赤い着物で扇子を持っている男の人はどこ?」といった感じに問題を出し合ったり、歴史の問題を出し合ったりと楽しみ方もいろいろ。
ジオラマだけでもかなりのボリュームが有りますが、敷地全体は非常に広く、じっくり見ていると半日はデートができました。館内には撮影スポットや経験スペースが多いのも良かったです。
まとめ
江戸東京博物館は、江戸時代の庶民の生活スタイルを中心に、江戸から現代に至るまでの移り変わりが分かる博物館です。
展示物は見ごたえがあり、このボリュームで入場料600円と安いのも驚きでした。撮影・体験スポットも会場内の随所にあるので、週末に出かけてみてはいかがでしょう。